誰もが知る病気である「がん」は、日本における死因ナンバー1の病気です。がんと聞くととても怖い病気というイメージがある方も少なくありませんが、がんは早期発見すれば治ることも可能な時代です。がんを早期発見するためにはがんの検診を定期的に受けることが大事です。がん検診は、お勤めされている方であれば年1回の定期健康診断と一緒に受けることも可能ですが、がん検診を実施していないお勤め先では自分の医療機関へ予約をしてがん検診を受ける必要があります。
専業主婦の方や、高齢者が検診を受けるためには、自分で医療機関へ予約して検診を受けるだけではなく、町内会などの自治会へ申し込みを行って検診を受けることも可能です。また市区町村ではがん検診の無料クーポンを、年齢に応じて発行し自宅へ送付しています。女性なら子宮頸がん、乳がんのクーポン、また男女問わず年齢に応じて大腸がんの検診クーポンが発行されます。市区街村によってがん検診のクーポンの発行時期の違いや内容が異なるため、お住まいの市区町村の担当窓口で内容を確認されることをおすすめします。
検診の際の費用はクーポンで無料で受けることができたり、公的な予防対策として行われている検診の場合、最少額の負担で検診を受けることが可能です。健康管理のひとつにクーポンや市区町村の検診を受ける機会を逃さずに定期的に検診を受けることで、元気な体を守っていく意識を保つことができるようになります。